こんにちは、奈良県の行政書士きいです。
今回は３つ目の要件である「経理的基礎（経済力）」についてみていきましょう。
一般的には、事業を継続できる財産的な基盤を有している状態であり、
債務超過であれば経理的基礎がないと判断されます。
では、申請時に提出する書類について説明します。
まずは、個人事業主について
・直前３年間の確定申告書の写し及び所得税の納税証明書
続いて、法人の場合
・直前３年間の貸借対照表及び損益計算書、確定申告書の写し、株主資本等変動計算書、
個別注記表、法人税の納税証明書
上記に加えて、「債務超過」又は「利益が計上できていない（赤字）」場合
・経営改善計画書、債務超過解消計画表（債務超過の場合）
経営改善計画書においては、①損失の発生理由②改善への取り組み③今後の見通し
債務超過解消計画表においては、今後の数値計画
提出書類は以上となります。
「債務超過」や「赤字」の場合、許可のハードルが高くなります。
事業を安定して継続できる見込みがあるかどうか、専門家とも相談のうえ
事業者が冷静に判断する必要があるでしょう。
☆産業廃棄物収集運搬業許可の申請においてご不明な点など、お気軽にご相談ください。
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